昨年6月16日に行われた、生活クラブ生活協同組合神奈川の通常総代会前での行動で使用したビラです。
総代会配布ビラ 生活クラブは労働組合攻撃を止めろ!生活クラブで働く人も「サステイナブルなひと」に


生活クラブは、労働組合攻撃をやめろ!
 

 

総代会に参加の生活クラブ組合員の皆さん、ならびに地域の皆さん

私たちは、生活クラブ神奈川で働く職員の労働組合です。1988年の結成以来、「安心して健康に働き続けていける生活クラブ」をつくるために活動を続けてきました。この間、サービス残業問題や配転、雇止め、成果主義賃金導入の是非などをめぐり、理事会と交渉を続けてきましたが、2014年度、新たに理事会の労組担当者として安部常務が就任した頃から、生活クラブの私たち労働組合に対する攻撃が激しくなりました。

私たちは、現在、止むに已まれず、生活クラブを相手に、神奈川県労働委員会に「不当労働行為救済申し立て」を行っています。安部常務は、交渉の中で、事あるごとに「自分たちは生協組合員から負託を受けている」と主張しています。生活クラブの主権者である皆さんに、今、生活クラブで起きていることを知っていただくために、このチラシを配布しています。

 

配置転換に関する労使間の「事前協議」を一方的に廃止

従来は理事会が労働組合に対して人事異動の内示案を示し、労働組合が個々の組合員に内示案を伝え、本人の意向をもとに一括して生協に回答を行い、内示案に応じられない事情がある場合や、配転先の労働条件について話し合いが必要な場合、内示前に事前協議が行われていました。

ところが2014年、生活クラブ理事会が、それまで労使協定に基づき長年続いてきた事前協議を突然止めると通告し、今年から実際に事前協議をしないまま内示・辞令交付が強行されるという事態が発生しました。異動内示案は、上司から個々の組合員に直接、本人の同意を必要としない「命令」として通知されることになり、労働組合から申入れがあった場合のみ交渉に応じる、という形態への一方的変更が同意無しに行われました。

今年度の配転に際して、上司からの通知を受けた組合員が「回答は労働組合を通して行いたい」と答えたことに対して、理事会は、これを「経営権の侵害」、「業務執行権を妨害する行為」という激しい言葉で非難し、労働組合に抗議文を突きつけるようなことまで行っています。これは、一人では弱い立場の労働者が協同する「アソシエーション」である労働組合の存在意義を否定し、個々の労働組合員をバラバラにした上で分断支配しようとする「支配介入」、「団交拒否」に他なりません。

 

生活クラブで働く人も「サステイナブルなひと」に

職場内外に配布される広報紙に労働組合批判記事を掲載

2015年11月には、生協の発行する広報誌「事務局情報」に、私たち労働組合が発行したニュースについて、「事実に基づかない誹謗中傷」、「名誉棄損と侮辱にあたる」等極めて大げさな表現を使いながら、「問題解決は一方的に要求するものではなく、共に価値と質を作り出すものです」と記載して、あたかも私たち労働組合が「共につくり続ける取り組み」を阻害しているかのようなネガティブキャンペーンが行われました。

私たち労働組合が発行したニュースは、子育て環境の整備に向けた生協の策定計画を受けて、同時期に生活クラブ連合会レベルで検討が進められ、埼玉や千葉単協で既に実施されていた「1日の労働時間の延長」との矛盾点や問題点を取り上げたものでしたが、生協は私たちのニュースの具体的内容には全く触れずに、労働組合を一方的に非難し、私たちの反論記事掲載要求も拒否しました。こうした行為も、労働組合の弱体化を意図した「支配介入」と考えざるを得ません。

労働組合に対する露骨で悪質な支配介入を止めてください

これら以外にも、2014年以降、私たち労働組合員だけを狙い打ちするかのように、1人の労働組合員を複数の上司で取り囲む面接を業務命令として強要するなど、生活クラブ理事会による「見せしめ」的な労働組合攻撃が行われています。

「サステイナブルなひと」をスローガンに、安全・健康・環境に配慮した持続可能な生活のあり方を社会に発信している生活クラブが行っている、今回のような露骨で低劣な労働組合への攻撃を許すことはできません。安部常務は、労働組合を、何か生活クラブの事業・運動を妨害する不穏分子のようなものと規定し、その弱体化を意図した行為を直ちに止めるべきです。本人が止めないのなら、主権者である組合員の皆さんがこうした憲法、労組法に反する暴走行為を止めさせるべきではないでしょうか。

6月16日総代会に参加された組合員や生協運動に関心をお持ちの地域の皆さん、今後の労働委員会の審議の推移を見守り、生活クラブ理事会に対して、露骨で悪質な労働組合攻撃を止め、働く人との民主的な関係を築いていくよう、私たちとともに声を挙げて下さい。

是非、労働委員会の傍聴に来てください。次回は7月4日(月)午後6時から、第2回調査が行われます。(かながわ労働プラザ・石川町)

 

◆私たち労働組合が目指してきたこと、めざしていくこと。

① 安心して健康に働き続けられる、サステイナブルな職場。

② 命令-服従関係の中で、一方的に決定を押し付けるのではなく

労働組合、働く人との対等な話し合いによる民主的な職場運営

③ 差別・排除・いじめのない、多様性を認め合える関係性

④ 競争的個人主義的賃金ではなく生活保障を重視した賃金体系

⑤ 生活協同組合におけるディーセントワーク(働きがいのある

人間らしい仕事)の実現